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営業時間(平日営業)

ランチタイム 11:30~14:00
酒房タイム 17:00~20:00

法曹会館 マロニエ
〒100-0013
東京都千代田区霞が関1-1-1 法曹会館B1F
TEL:03-3581-2146(代表)
直通:03-3581-2225
FAX:03-3581-2140
 

【会場内禁煙】
※館内に喫煙室完備 
【支払方法 】
現金のみ
現在、クレジットカード及びQR決済等のキャッシュレス決済はご利用いただけません。

アクセス

<メトロ有楽町線>
桜田門駅「5番」徒歩1分

<メトロ丸の内/日比谷線>
霞ヶ関駅「A1」/「B1a」徒歩5分

<メトロ千代田/三田線>
日比谷駅「A10」徒歩5分

<JR山手線/京浜東北線>
有楽町駅「中央西口」/「日比谷口」徒歩10分

JR東京駅丸の内中央口タクシー乗り場より約2km
(タクシー所要時間 約5分)

敷地内に車いす利用者駐車スペースあり(無料)

タイムズ日比谷駐車場(有料)

ユニバーサル対応について

□お貸出用の車椅子3台(無料)
□筆談用の磁気式のメモボード

□車椅子利用者専用の駐車スペースの確保
 (事前にスタッフまでご連絡ください)
□館内エレベーターあり
 (館内では段差なしでレストラン等へお入りいただけます)
□正面玄関に約20cmの段差が3段あります。
□折りたたみ式車いす用スロープあり
 (電動車いすでの使用も可能)
 ※お手伝いが必要なお客様は気軽にスタッフに声を掛けて下さい
 ※電動車いす充電用電源(無料)
□盲導犬・介助犬・聴導犬を全館で受け入れ。
(補助犬のトイレの設置はありません)
□4Fに多機能トイレがあります。
(おむつ台,車いす対応,手すり付き,オストメイト対応はされていません)
□正面玄関にAEDを設置しています。
 ( 応急手当奨励事業所認定)

□電子マネー及びクレジットカードはご利用いただけません。
□当会館敷地内の駐車スペースは車椅子利用者専用とさせていただいております。車でご来館の場合は,近隣の有料駐車場をご利用ください。 詳しい場所をご案内させていただきますので,受付スタッフまでお問い合わせください。
□法曹会館にはサービス介助士がいます。おもてなしの心でスタッフ一同お待ちしております。

法曹会館外観。マロニエは、地下1階です。


法曹会館 車寄せスロープ。
タクシー等でご来館の際は、車寄せ(屋根付き)で降車ください。


法曹会館 正面玄関
正面玄関に約20cmの段差が3段あります。
 ※折りたたみ式車いす用スロープあり(電動車いすでの使用も可能)
 ※お手伝いが必要なお客様は気軽にスタッフに声を掛けて下さい
 ※館内にはエレベーターがあります。
 (館内では段差なしでレストラン等へお入りいただけます)

法曹会館 ロビー(1F)
ホワイエ (パブリック・スペース、休憩、時間待ち、歓談など) としてご利用ください。コーヒーマシン備付(有料)

自動体外式除細動器(AED)設置済み
正面玄関にAEDを設置しています。従業員は、定期的に救命講習を受講しています。東京消防庁より「救命講習受講優良証」の認定を受けています。お手伝いが必要なお客様には、サービス介助士が応対いたします。

各フロアにパウダールーム(化粧室)。温水便座。ウォシュレット。

多機能トイレ

4階フロアに、多機能トイレがあります。
※おむつ台、車いす対応、手すり付き。
※オストメイト対応はされていません。

喫煙所完備
喫煙される方は、喫煙ルームをご利用ください。

レストラン マロニエ

当店は、谷崎潤一郎の「細雪 」や、多田鐵之助の「うまいもの」にも登場する、日本の西洋料理の草分けとして名声を博した、渋谷・道玄坂のフランス料理店「二葉亭」の流れを汲む洋食レストランです。
文明開化の時代から受け継がれる秘伝のレシピを守り続け、 また、「二葉亭」の名を汚さないよう努力を重ねております。
カレーライス、オムライス、カツライスをはじめ、各種コース料理など、ランチから宴会までおまかせください。
昭和11年(1936)より変わらず、流行に流されない定番の料理を一品一品心をこめておつくりしています。


法曹会館について

法曹会館は、羽前米沢藩上杉家の上屋敷跡に建てられ、正面には碧水のお濠、松の石垣の先には、典雅な皇居を望み、左には画趣豊かな桜田門を眺め、右には大手町・丸の内の近代的な高層建築に接し、一望の下に新旧時代の粋を満喫する景観は、他に類を見ない環境にあります。

法曹会館竣工当時(昭和11年)の周辺の環境については、次のように描写されています。
「(会館)正面は参差盤桓の老樹碧水に莅む宮城の御濠で、其の先はいふ迄もなく二重橋外に展開せる大広苑、すがすがしき小松原に徂徠する寸人豆車の尽きぬ眺めあり、右には四時鬱蒼として賞観に適する日比谷の公園あり、左には江戸時代の邦画其のままなる桜田門から芝生滑らかに流れて浮鴨の夢円かなる風致あり、足を屋上庭園に運べば、南の方遠く模糊たる芝山内の杜に親しまれるのである 」(法曹会 資料による)

建物の所在地は、東京都千代田区霞が関一丁目1番1号。
近代的な官庁街区の中に、昭和11年に竣工し、戦時中周辺の施設が焼失する中で、空襲の戦災を奇跡的にまぬがれ、当時の姿を今も残しています。

現在の法曹会館が竣工したのは昭和11年12月(1936)。
建物の設計は、大正から昭和期にかけて活躍した建築家で、三菱合資会社地所部 藤村朗 氏(のちに三菱地所社長に就任)、施工は竹中工務店。基礎工事には、長さ五十尺(約15m)の松材が多数使用されました。地中に埋められたこの松材は、地下水の存するかぎり永久の生命を保つとされています。
日比谷交差点から桜田門交差点に通じる内堀通りに面し、凱旋濠に対し建築された法曹会館は、鉄筋コンクリート造地階共5階建ての近代建築で、周囲の風景と調和する秀逸な麗容と耐震・耐火の堅牢性を兼ね備えた昭和初期における名建築のひとつとされています。戦災をまぬがれた館内の内装には、イタリア産の大理石や和やかな雰囲気を醸し出すタイル張りなど、今もなお竣工当時のものが数多く残されており、千代田区に残る歴史的な価値のある建造物として、平成15年に「千代田区景観まちづくり重要物件」に指定されました。

また、法曹会館は、終戦直後の一時期、大審院(大日本帝国憲法下の最高裁判所)が使用することになり、1階の一室(現ロビー)には法廷が設けられ、実際に開廷されたこともありました。
 昭和の激動を乗り越えてきた法曹会館には、その隅々にまで時代の記憶が刻まれています。

上杉弾正屋敷跡から出土した庭石
法曹会館の東側の緑地帯に、ひっそりと佇む庭石は、昭和11年の新築工事の際、この地の地下十数尺より出土したと伝えられています。
この庭石の由来は明かではありませんが、法曹会館は、米沢藩江戸屋敷桜田邸跡に建築された経緯から、当時の御庭の庭石ではないかと推測されています。

正面の車寄せを上がった玄関脇には、「法曹会館」と”高田竹山翁”の筆になる銅牌が埋めこまれ、歴史を感じさせています。
御影石が敷き詰められた正面玄関を入ると、エントランスには、紅白梅(原画:前田青邨)の創作美術陶板が訪れる人をやさしく迎えています。
中央階段は4階まで吹き抜け構造で、天井から連なる照明が見どころです。
お濠側に大きく開口されたステンドグラスからもれる陽光が、懐かしき昭和のかほりを演出しています。
館内の内装は手入れを心がけ、アンモナイトの化石が眠る大理石張りの階段踊り場や、各部屋のドアを彩るステンドグラスは当時のままの美しさを保っています。

現在は、一般財団法人法曹会が運営する会館として、法律研究や法曹の交流の場となるとともに、一般の方々にも様々な場面で利用されています。
お昼時ともなると、おいしいくボリューム満点と評判のランチでにぎわい、会合や、懇親の場として利用されています。
歴史の刻まれた昭和の建築で挙げる、ゲストハウスウェディングも開かれています。